学院は心理カウンセリングの授業を行っていますが、基本にあるのは「ホリスティック」です。ホリスティックとは全体的とか、包括的というような意味合いです。
心理を考えるときに、通常の心理学的な側面だけではなく、総合的に悩みをとらえ、対応していけるような考え方と技術を伝えていこうと思っています。
心理カウンセリングを行っている方は、どうしても心理学的な面ばかりにとらわれてしまい、身体的な面には考えが及ばないということがあります。人は心と体がワンセットになっています。気分が落ち込むと体調が悪くなったり、体調が悪くなると気分が落ち込んだりします。心と体は切っても切れないのです。それを心と体の二つに分けてしまって、担当する人が違うところに問題があると思います。
学院では、心の問題に対応するカウンセラーは体の仕組みもよく知り、体の面からも心へアプローチできるホリスティックなカウンセラーの養成を目標にしています。ですので、ストレスケアコースや栄養心理学コースなどがあるのです。こういった考え方は今のところ認知度は低いですが、これからの時代、必要とされる考え方であり、対応方法だと思います。
今までの心理カウンセリングだけなく、より実践的で、クライアントさんのメリットになれるよう、一緒に学んでいきましょう。