私たちは生まれてから死ぬまで学習の連続です。
特に、幼少期はたくさんのことを学習していきます。
私たちの心理を考える上で、学習はとても重要なものです。

学習は、主に出生後の経験や練習によって行われます。
それまで持っていなかった能力や行動傾向を獲得していくものです。

成熟は内的な要因によって行われますが、学習は外的な条件によって行われていきます。
例えば、子どもが父母の行動を見て、真似をしたりしていきます。
また、自転車に乗ったり、言葉を話したりするようなことも学習の成果です。

学習には臨界期というものがあるものもあります。
臨界期とはその時期までに身に付けないとその後、身につかないというものです。
特に、言語はそういった傾向があります。
幼少期に言葉に触れていないと大人になってからでは獲得するのが難しいのです。

私たちの行動はほとんどが学習の結果によるものです。
ですので、学習は心理学的には重要なものなのです。