心理学講座71 遺伝と環境の影響
あなたは遺伝派ですか?
それとも環境派でしょうか?
これは考え方の問題です。
「あらかじめほとんどのものは決まっている」
このように考えるのは遺伝派です。
「いい星の元に生まれた」
などと考えるタイプです。
「生まれてからの努力が大切だ」
このように考えるのは環境派です。
「努力なくして成功はない」
などと考えるタイプです。
「持って生まれたものを環境で活かした人が良さを出す」
私はこう考えます。
遺伝派と環境派をプラスしたものです。
心理学の研究では次のようなことがいわれています。
遺伝的要因がより強く働くもの
・精神病的素因
・特殊才能
・身体的形質 など
環境的な要因がより強く働くもの
・運動機能
・知的機能
・社会的行動
ただ、精神病的な素因が遺伝的な要因が強いのであれば、今の日本は説明がきかないですよね。
急激に、メンタルをやむ人が増えていますから・・・。
ですので、遺伝的な要素も環境的な要素も両方考えていかないといけないということです。
人の子供は人の社会生活を経て、人間らしくなっていくのです。
生まれつきすばらしい素質を持っていても、それを発展させる環境がなければ開花しないのです。
陰陽五行学では次のように考えています。
・まずは自分の資質を知ること
・そして、その資質を活かしていけるような環境を作ること
両者が大切なのです。