心理学講座82 発達には順序がある

育児の経験はありますか?
ある方はなんとなくわかっているっしゃるかと思います。

「育児中は夢中で覚えていない」

こういった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

育児をされたことがない方でも発達については知っていたほうが有利な方もいらっしゃいます。
保育士さんなどは特に、知っていたほうがいいというより、知らないと困りますよね。

発達の度合いには個人差があります。

「○ヶ月だからこうでなければならない」

というような当てはめ方をするのは注意をしていきたいところです。

発達の速度には個人差がありますが、発達の順序は一定の傾向がみられます。
例えば、ハイハイ。

1.最初はうつ伏せに寝るだけです
2.首が安定してきます
3.頭と肩が自分で少しずつコントロールできるようになります
4.状態を起こすことができるようになります
5.骨盤と肩のコントロールが不十分ですが、四つん這いになろうとします
6.よろめきならがでも四つん這いができるようになります
7.ハイハイができるようになります。

このように発達には順序があるのです。
この順序を飛ばして例のようなハイハイができるようにはなりません。
学校の勉強や社会人の研修なども同じです。
身に付けていく順序が大切なのです。

心理カウンセリングの勉強も同じです。
学ぶ順序が大切だと思います。