心理学講座86 二つの発達内容
発達は連続的な変化です。
急速的な変化の時期とゆっくりとした変化の時期があります。
これらの時期は発達する場所で違いがあります。
ある場所が急激に変化しているのに、ある場所では緩やかな変化をしているということもあります。
また、変化には量的な変化と質的な変化があります。
量的な変化はグラフにしてみるとわかりやすいです。
縦軸は変化量、横路は年齢や時間です。
その推移をみていくものです。
これを発達曲線といいます。
これには、
・身体組織の大きさ
・運動能力
・語彙数
・計数能力
・記憶能力
・知能
などがあります。
質的変化はこういった量では表すことができないものです。
心理的な変化などがあります。
例えば、初潮現象。
子どもから女性として成熟した状態に変わります。
これは、生理的な変化に止まりません。
心理的な側面へも影響します。
女性としての自覚を促したりするのです。
これには、
・読書
・遊び
・思考
・道徳性
などがあります。
一口に発達と行っても、身体的な側面と心理的な側面があるのです。