心理学講座126 怒りの発達
あなたは何に怒りを感じますか?
国に対して?
社会に対して?
家族に対して?
それとも自分でしょうか?
そもそも「怒り」って何でしょう?
怒りとは目標行動が阻止された場合、阻止した対象にいして攻撃的にさせる情緒です。
普段はあまり感じていないことが多いです。
何か自分の行動を阻止された時に起こるものだからです。
ですので、常にお怒りの方はいつも何かに阻止されているという感覚があるのです。
陰陽五行学では「怒り」は木性の感情に分類されています。
木性の臓器は「肝臓」。
六腑は「胆のう」です。
ですので、怒りが強い方は肝臓や胆のうを痛めやすいといわれています。
逆に、肝臓や胆のうの調子が悪くなると怒りが出てくるともいえます。
あなたは怒っていますか?
よい意味では、怒りは社会を変えたりする原動力となります。
しかし、悪い意味では体調を崩し、人間関係にも支障をきたすことがあります。
怒りすぎないよう、コントロールできるといいですね。