心理学講座154 小学校高学年は国語に力をいれましょう

あなたはどのくらいの言葉を知っているでしょうか?
こう聞かれてもはっきりとはわからないですよね。

大学受験の英単語。
5000語は覚えていないと・・・。
有名英文科だと10000語とか、いわれたりします。
でも、日本語となるとわからないですよね。

知っている言葉には二種あります。
一つは使える言葉です。
話したり、書いたりするときに使う言葉です。
もう一つは、理解できる言葉です。
これは本を読んだり、話を聞いたりする時にわかる言葉です。
一般的には、理解できる言葉のほうが多いです。

こういった言葉は3歳から4歳くらいにかけて急激に増えていきます。
5歳では約2000個、話せるようになります。
6歳では5000語くらいの言葉がわかるようになります。
10~13歳が一番増える時期です。
そして、二十歳頃には増え方が止まるようになります。

小学校に入る前後くらいは、なぞなぞなどを好みます。
これは理解できる言葉が増えてきたからです。
それを使うのが面白い年齢なのです。
このんころにはなぞなぞなどをよくやるようにしましょう。

小学校高学年になってきたら、国語に力をいれましょう。
ここが一番、言葉を覚えやすいときですから・・・。