心理学講座170 忙しくても子供の相手をしましょう
1歳くらいのお子様をお持ちの方。
忙しくても、なるべく子供の相手をするようにしましょう。
1歳を過ぎる頃から、子供は大人に相手をしてもらいたくなります。
特に、母親には相手をしてもらいたいのです。
母親が家事をしていたとしてもおかまいしません。
遊んで欲しいとしきりにせがむようになります。
「お片付けをしてからね・・・」
母親には段取りがあるでしょう。
しかし、子供にはそれが通じません。
ですので、ついついイライラしてしまいがちです。
この頃の子供は言葉も少しずつ理解するようになってきています。
特に、命令や禁止は理解できるようになっています。
そして、命令や禁止には従うようになります。
そのため、怒り口調になったりするのです。
しかし、この時期は子供の発達にとって大切な時期です。
大人と関わることで、情緒的な安定を図ります。
その上、社会的行動の基礎を作る時期でもあります。
この時期のありかたが、その後の社会性に影響してくるのです。
「この状態はいつまで続くのだろう」
この時期にいると、毎日、子供の世話ばかりになりやすいです。
そのため、先が見えず、精神的に辛くなりやすいです。
しかし、この時期は終わってみると懐かしく感じやすいです。
この時期はこの時期しかありません。
ぜひ、幼少期の育児を楽しんでいただきたいと思います。