免疫力を高めるために11:質の良い油を摂取する
コロナウイルス禍、免疫について関心が高まっています。
多くは、ワクチンで免疫力をアップさせようというものですね。
でも、免疫力を上げるためには、日々の生活が大切です。
そして、中でも大切なものは食生活。
食事のあり方が免疫に大きく影響するのです。
気をつけたいのは脂質です。
脂質は脂と油に分類されます。
脂は常温で固形の脂質、油は常温で液体の脂質です。
二つ合わせて油脂類といいます。
常温で固形の脂は、動物性脂肪に多く見られます。
代表的なものは、豚の脂のラードや牛脂のヘット。
液体の油は、植物性のものに多く見られます。
オリーブ油、菜種油、ごま油、紅花油、ひまわり油、亜麻仁油などです。
動物性のものでも、魚油は脂ではなく、油です。
脂質は、細胞膜を形成したり、ホルモンを作ったりする時に必要です。
ですので、必要不可欠なものです。
しかし、取り過ぎると問題です。
血液の流れを悪くしてしまいます。
また油は酸化されやすいので、活性酸素の標的になりやすいです。
このようになると、免疫細胞の運搬が悪くなるだけではなく、酸化された脂質(過酸化脂質)のため、免疫力が低下してしまいます。
不足すると、細胞膜の形成がうまくできません。
細胞膜が弱ると、刺激に弱くなってしまいます。
細胞を守ることができなくなるので、抵抗力が落ちてしまいます。
脂質を適切にとることが、免疫力を維持していくために必要なのです。
摂りすぎも摂らなすぎもよくありませんので、極端にならないようにしましょう。
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