少林内頸気功講座6:硬気功と軟気功

気功といっても分類の仕方によりいろいろあります。
その一つの分類が硬気功と軟気功です。

硬気功は武術気功とも言われす。
相手を倒すことや相手からの防御を目的とした気功です。
触れずに相手を倒すことができたりします。
人を倒すということは、気が跳ね返っているということです。
身体に浸透しているわけではありません。
気は荒く激しいもので、人を癒すというよりは、攻撃性が強いです。
また気のバリアを作り、相手の攻撃の防御に利用することもできます。
殴られた時に怪我を防いだり、痛みが少なくなるようにします。

しかし、硬気功を応用して、健康を保つためにも利用することもできます。
太極拳は「拳」とつくように、元々武術です。
その動きをゆっくりと行うことで、保健に役立ちます。
現在、健康法として行われている太極拳は、どちらかというと軟気功になると思います。

もう一つは軟気功です。
こちらは、医療気功とか、保健気功といわれます。
健康の保持や増進、病気の治療に役立ちます。
自分の内気を高めたり、他人のために外気を利用したりして体調を良くする効果があります。
少林内頸気功は、軟気功の一つです。

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