心理学講座200 あなたは自分で考えていますか?
あなたは自分で考えているでしょうか?
自分で考えるということは思春期から起こります。
その第一歩が第二反抗期です。
第二反抗期は親から精神的に自立する時期。
この時期を通って、自分自身で考えていくようになるのです。
中学生や高校になると、小学生の時に比べて社会の変化に敏感になります。
これは社会的視野が開けてくるからです。
社会を見ることができるようになってくるのです。
そのため、環境と自分を対立させて、自分を考えようとし始めます。
自分自身の立場から社会を再検討しようとするのです。
その時、今まで言いなりになってきた環境に疑問を持ちます。
小学生の頃までは、理想や正義などの情報だけ与えられてきました。
社会が見えるようになって、おとなが社会に適応している行動を見ることになるのです。
その行動は、妥協的で欺瞞的に移ります。
結果、現実の社会や親たちは矛盾に満ちていると感じられるのです。
このような点から、おとなや社会に反抗する態度が出てくるのです。
第二反抗期は、子供からおとなへの過渡期です。
その後、自分で考え、行動していくために必要な関門なのです。
あなたは第二反抗期を抜けて、自分で考えることができようになりましたか?