心理学講座177 やっぱり親子関係は大切

あなたはどういった家庭で幼少期を過ごしましたか?

厳しい家庭でしたか?
そそれとも放任だったでしょうか?

どのような形であれ、幼少期の生活環境はその後の発達に大きな影響を与えます。
特に、5歳くらいまでの環境は重要です。
その後の、社会的行動へ影響するからです。

3歳くらいから、仲間と遊ぶことが多くなります。
しかし、初めは両親とのコミュニケーションが基本となっています。
友達も親同士が接していることが多いという面もあります。

友達同士で遊ぶようになっても基礎は親子関係です。
親子関係で目標やルールを学んでいきます。
それを基礎として、友達との約束などをかわしていくのです。

親には親の事情があります。
ただ、親の事情だけで子供との約束を破ってしまうと危険です。
子供も約束を守らなくてもいいというような考えが出来上がることがあるからです。

5歳くらいになると、目標やルールについての理解ができるようになります。
これがその後の集団生活に入るための基礎になるのです。
ですから、5歳くらいまでの親のかかわり方で、子供の社会性の基礎ができるということです。

やっぱり、親子関係は大切なのですね。