心理学者のマズローは欲求には5つの段階があると考えました。

1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.所属と愛の欲求
4.承認の欲求
5.自己実現の欲求

生理的欲求が満たされると次の安全の欲求を求めます。
また、安全の欲求が満たされると所属と愛の欲求を求めます。
そして、承認に欲求、自己実現の欲求へと向かうのです。

ただ、この欲求は状況により、下っていくこともあります。
病気などをしたような場合、まずは、安全の欲求や生理的な欲求をまず満たすことを望みます。
そして、回復するに従って、ステップするのです。

最終的な自己実現欲求だけは、どこまで行っても満足しない欲求としています。
一度充足しても、もっと欲求を充足させようとするのです。
人間の欲求にはきりがないということでしょうか・・・。