十二支の成り立ちって知っていますか・・・?
十二支。
全部いえる人は意外と少ないかもしれません。
「今年の干支は?」
と聞かれて、すぐに「ねずみ」と答えるのも難しいかもしれません。
でも、もう少しすると、丑年になるので、巷では、牛のグッズが出てきて、「そういえば」と思い出させてくれます。
ところで、この上記の文章で、間違えがあることに気づくのはもっと難しいかもしれません。
どこがおかしいか、わかりますか?
・・・・・・?
それは、「今年の干支は?」の答えが「ねずみ」となっているところです。
もしかしたら、「干支」自体が読めないかもしれません。
「干支」は、多くの場合、「えと」と読みます。
「えは兄」、「とは弟」。
この二つを足して干支(えと)といいます。
(個人的には「かんし」と読んでいます)
文字を見ていただくと、干支の下の部分に十二支の「支」が入っていますね。
ですので、十二支の「ねずみ」といっているのは、下の部分、つまり「と」の部分を指しているのです。
「え」が抜けているので、実は、間違いなのです。
干支といったときには、「え」の部分もいって、はじめて正解なのです。
なぜ、このようになってしまうかというと、テレビの影響が大きいかもしれません。
「ことしの干支(えと)は、ねずみです」と当たり前のようにいっているからです。
テレビが間違いを伝えるので、多くの方は、それが正解だと思ってしまうのでしょう。
本来、「今年の干支(えと)は?」と聞かれたら、「庚子」です、と答えるのが正しいです。
「庚」は日本語では「かのえ」と読みます。
ですので、「庚子」は「かのえね」といいます。
(個人的には、「こうきんね」とか「こうきんのね」と読んでいます)
テレビを信用していると、間違ったことも正しいと思ったりしてしまいますので、注意が必要ですね。
10月8日(木)は、人生心理カウンセリング講座です。
「十二支の成り立ち」について行う予定です。
13~16時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。
人生心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院のこちらのページをご覧下さい。
よろしくお願い致します。