心理学講座98 反抗期を基準とした発達段階
反抗期。
この時期を境にして大きな変化が起こります。
本人の心理だけではありません。
周囲の社会的環境に対する反応にも大きな転換が起こります。
反抗期は必要な発達段階なのです。
1.第一段階(幼児期) 0~3歳ごろ
1)反射運動時代 生後5~8週
2)笑いと喃語の時代 1歳頃
3)遊戯時代 3~4歳頃
2.第二段階(児童期) 3~12歳頃
1)第一反抗期 3~7歳頃
2)現実的創造期 7~9歳頃
3)批判的関係把握期 9~12歳頃
3.第三段階(成熟期) 12歳頃~
1)第二反抗期 12歳頃~
2)芸術・科学・宗教などの世界観の追求期 16歳頃~
3)人生観・世界観の追求期 16歳頃~
第一段階は準備の時期です。
第二段階は精神発達に必要な機能が分化していく時期です。
第三段階は自己形成や精神的独立の時期です。
こういった経験を通して、成長していくのですね。