心理学講座116 小学生から高校生までの運動能力

幼児期に基本的な運動能力ができるようになります。
それが小学生になると、速度や正確さ、力量、協応性が増していきます。
中高生と年齢が進むにつれて、性差がでてきます。

運動能力では、全体的には、男子は女子よりも優位です。
これは、基本的な筋力などの差があるためです。
それでも、10~11歳頃までは男女で平行して発達していきます。

12歳以降になると男子の運動能力が急速に発達します。
男子の発達に比べて、女子は停滞していきます。
そのため、男女の差が出てくるのです。

指先の運動は7~15歳にかけて発達していきます。
速度、正確さが増していくのです。
15歳を過ぎるとほぼ成人に近い水準に達します。

年齢を重ねる毎にいろいろなことができるようになるのですね。