心理学によって観察は重要です。
日常生活の場面を見ることで、人の心理を見ていこうとするのです。
観察は実験とは異なります。
環境を人工的に作ったりしません。
また、行動を半強制的に行ったりもしません。
実験であれば、迷路を走るように環境を作ったりします。
また、重さがどう感じているか、など言葉でいうように強いられたりします。
観察は強制は行わず、人(もしくは動物)の行動を観察します。
人がどいうった環境のなかにいるかということが一つの観察点です。
もう一つは、その環境の中でどのような行動をとっているがポイントです。
その時の人の内面については観察することができません。
・何時間前に食事をしたのか?
・好きな食べ物は?
・嫌いな食べ物は?
などはわかりません。
ですので、観察で得られるものは曖昧なものになりやすいです。
好きだから、その食事を摂ったのかもしれません。
おなかがすいていたからかもしれません。
このように、曖昧な部分が出てきてしまいます。
観察はとても重要ですが、観察だけでは客観性をえにくいという面があります。
ですので、ある程度、条件を整えた元での観察を行うことが心理学では用いられることが多いです。
そこから、心理的な特徴を探ろうとするのです。