心理学でも調査は重要です。
日常生活でどのような行動、心理状態になるのか、が調査です。
調査をすることによって、心理学的なヒントを得たりすることがあるからです。

心理学では調査を次のようにとらえています。
日常生活の場面を調べます。
その中で、どのくらいの割合の人がその行動をとるか、データを集計するのです。

ある商品を100人に試してもらいます。
そのうち、50人が使いやすいといいました。
ある特定の人が答えたのではなく、あくまでも100人中50人、ということがポイントになります。

こういった調査は心理検査の前段階としても利用されます。
調査結果に基づいて、いろいろな検査が作られています。

また、調査すること自体が目的になることもあります。
現状を知るために、調査を行うことがあります。

調査には次のようなものがあります。

・世論調査
・態度調査
・生活調査

などです。
私はカウンセリングを行いながら、生活調査をよく行わせていただいています。
特に、食事には興味があり、調査をさせていただいています。

「うつっぽい人はバナナを食べない率が約80%」
「アトピー性皮膚炎の人はレバーを食べない率が約80%」

これは私が接した人の中での調査ですが、かなり顕著でした。

こういった調査から新しい理論や方法論が生まれてくるのだと思います。