子どもは知らず知らずのうちに成長していきます。
突然、言葉を口にするようになったと思えば、すぐにお話をしていたりします。
こういった発達には目を見張るものがあります。
子どもは大きくなるにつれて、精神機能が発達していきます。
精神機能は発達しながら、いろいろに分かれていきます。
そして、それぞれに、発達のスピードに差があるのです。
例えば、理解できる言葉の量。
11~14歳に著しく増加します。
ですので、小学校高学年から中学校にかけては国語に力を入れるといいと思います。
想像力。
想像力は児童期に急速に発達します。
幼稚園から小学生くらいまでに想像力を養う教育が求められます。
抽象的なことを認識する力や推理力。
これは小学生から高校生くらいに発達していきます。
ですので、この時期は数学などの教化に力を入れるといいかと思います。
問題解決能力。
これは中学生以降に発達します。
様々な問題に対応するためには、問題が必要です。
チャレンジしていけるような環境が必要です。
最近ではチャレンジする人が少なくなってきています。
そのため、社会へ出た時に自分で問題解決をすることができない人が増えているようです。
このように、精神的な発達は年齢によって異なってきます。
その時期、その時期にあったことを学んでいくことが重要です。
そのためにも、発達段階を把握することがポイントなのです。