心理学講座132 愛情が不足すると・・・

愛情が不足していませんか?

愛情は私達が生きていくのに欠かすことができないものです。
もし、愛情が不足してしまうと心身のバランスを崩すことがあります。
また、人間関係も不適切になりがちです。
適切な愛情が私たちには必要なのです。

愛情は人と人を結びつける好意的な情緒です。
また、プラスの意味が大きく、生産的なものでもあります。
社会関係を築いていくための基礎となります。

特に、幼少期の愛情は重要です。
人生初期の愛情不足は心身の発達の遅れや歪みをもたらします。
特に、母子間の愛情的接触がポイントです。
母子間の接触の不足や欠如は人間への不信感を抱かせやすくなります。
成長しても、人間関係がスムーズに取ることができにくくなったりするのです。
時には、人を避けたり、非社会的な行動を引き起こしたりするのです。

最近の若者は人間関係を築くのがうまくないといわれています。
その一つの要因が愛情不足なのかもしれません。

親はお金やものをあげていれば愛情の証と思うかもしれません。
しかし、子供は親との温かい接触を求めているのです。
今子育てをされている方は、今一度、お子様との接し方を振り返ってみて下さい。
幼少期に不足したものを大人になってから取り戻すのはとても大変ですから・・・。