心理学講座22
心理学では行動を心理と考えています。
その行動は環境と人の内的条件によって決まるのです。
行動 = 環境 × 人
その人がどのような環境におかれているかで、行動パターンが変わるのです。
そして、その環境を感じるのが、五感といわれているものです。
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚などです。
例えば、テレビを見ている時はどうでしょう?
ニュースを見ることで、感動したり、憤りを感じたりすることはないでしょうか?
それまで、感動や憤りなどはなかったのに、ニュースに刺激され、そういった感情が生まれてくるのです。
私たちは、外の環境を受けることで、心理状態も変化していくのです。
このとき、大切なのが知覚なのです。
知覚は、五感です。
五感は感覚器官によって感じ取られるのです。
目・耳・鼻・皮膚・舌です。
初めて心理学の勉強をしたとき疑問でした。
なんで、解剖学の勉強をするのだろう?
でも、今はよくわかります。
行動に影響するから、知覚の特徴を知ることが重要なのです。
TAO心理カウンセリング学院でも、「知覚の特徴」という項目を設けています。
心理カウンセラー養成科 中級コースになります。
特に、「認知療法」を学ぶときに必要です。
ぜひ、人の知覚の特徴を知って、カウンセリングに行かされて下さい。