子供や部下。
ちょっとしたミスについつい怒ったりしませんか?

怒ることは時には大切です。
しかし、常時怒ることは好ましくありません。

確かに、怒ったりすると望ましくない行動は行われなくなります。
ただ、それは一時的なものなのです。
怒る効果が薄まってくるとまた繰り返してしまうのです。

また、怒ることは最初は効果があります。
でも、徐々に強くしていかないと効果が出にくくなるのです。
はじめは「コラ!」ですんでいたので、だんだん声を大きくしなければならなくなります。
そして、手が出たりしてしまいます。

怒ることなどは心理学では罰といいます。
罰は強くしていかないと効力が続かないものです。
それが危険な状態になってしまうことがあるのです。
罰は最後の手段です。
罰を行わないですむ方法を考えていきましょう。

明日は心理カウンセラー養成科中級コースです。
13~16時、神奈川教室です。
「強化と罰」について行う予定です。
よろしくお願い致します。