腹痛とカウンセリング

カウンセリングと腹痛。
腹痛は医療の分野で、カウンセリングには関係ないように見えます。
しかし、意外とカウンセリングの現場でも腹痛を抱えている人は多いのです。
カウンセラー側がそのことに意識が向いていないこともあります。
症状は大切なメッセージです。
カウンセラーも身体的な症状を押さえておく必要があります。

例えば、不登校。
朝になると腹痛になる方がいます。
学校を休んでちょっとすると痛みが落ち着いたりします。
すると、周囲は仮病と考えやすいです。
しかし、本当に仮病なのでしょうか?

このような状態は、時間条件付けがされている可能性があります。
ある時間になるとお腹が痛くなるように体が勝手に反応してしまう条件付けです。
電車に乗ったり、乗ろうとするとお腹が痛くなるような方もいます。
このような腹痛も条件付けがされている可能性が高いです。

こういった場合、話を聞いていても改善はしにくいかもしれません。
行動療法によって、条件付けの解除を行う必要があります。
これは、医療ではなく、心理カウンセラーの分野です。
それも、行動療法を主体に行っているカウンセラーが適しています。

このように、腹痛もカウンセリングの対象になることがあります。
当然、医療的な処置が必要なことが多いと思いますが、カウンセリングで対処できるものとできないものの区別をつけておくことは大切です。
今一度、腹痛について考えて見ましょう。

1月12日(土)は、栄養心理カウンセリング講座です。
「腹痛」について行う予定です。
15~18時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。

栄養心理カウンセリング講座の体験授業も行っています。
栄養心理学にご関心がある方は、こちらからお問い合わせください。
お待ちしています。