マズローは欲求には段階があると唱えました。
1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.所属と愛の欲求
4.承認の欲求
5.自己実現の欲求
第五段階の欲求として、自己実現の欲求を上げました。
この欲求は、自分の持つ能力や可能性を最大限に発揮したいと思う欲求です。
すべての行動はこの欲求に行き着くことになると考えました。
この欲求は1~4段階の欲求とは異なります。
自己実現の欲求は一度充足しても、より強く欲求を充足させようとします。
つまり、際限なく求めていく可能性があるのです。
人間の欲求はきりがありません。
そのため、いつまでも欲求不満でいるような状態も起こりえます。
人から見て、満足できることでも、本人にとっては満足できないこともあります。
今の日本人は、どこかで満足することが必要なのかもしれません。