心理学講座16
心理学とはどういった学問なのでしょうか?
心理学で考える心理とは「行動」を意味しています。
私たちはその人の心理状態を言葉や行動から見ていきますよね。
優しく接してくれれば優しい人。
口調が強いと厳しい人。
など、と考えやすいです。
心理学は行動を科学する学問なのです。
それまでは、その人の意識を中心に考えていました。
それは主観的だったので、なかなか研究ができなかったのです。
それが、行動を中心に検討していくことによって、客観性が生まれてきたのです。
自己観察や内観を重視していたところから、他者観察、客観を重視するように変わっていったのです。
それが、今から100年前です。
歴史は浅いですが、この間、いろいろな研究がなされ、心理の特徴がわかってきたのです。
その結果を私たちは利用させていただいているのです。