貧血は鉄不足ですか・・・?
貧血。
女性に多いですね。
しかし、近年、食生活の乱れからか、男性にも増えているようです。
何か、疾患で貧血になっている場合は、その疾患の改善が必要です。
ただ、特定の疾患がなくても貧血になることがあります。
貧血の診断を受けると、必ずといっていいほど処方されるのは、鉄剤。
確かに、鉄が不足していると貧血になりますが、それで改善するのでしょうか?
このとき、大切なのが、血液検査のデータです。
血液検査の結果を見れば、鉄が不足しているかどうかがわかるのです。
しかし、時に、データを見落としているのか、考えが及ばないのか、わかりませんが、鉄は不足していないのに貧血になっていることがあります。
このような場合、鉄剤を利用しても貧血は改善しません。
他の要因で貧血になっているからです。
「貧血=鉄不足」
こんな方程式がある医師もいるように思います。
ですので、ワンパターンで鉄剤を処方するのかもしれません。
もしくは、めんどくさいから、かもしれません。
いや、経済的、保健医療的にあえてしているのかもしれません。
いずれにしても、貧血の改善にはつながりません。
それどころか、鉄過剰症になって、体調不良を引き起こす可能性もあります。
貧血になるには、いろいろな要因があります。
人によって異なるのです。
そのことをしって、適切な食事を摂るようにしましょう。
そうすると、貧血も改善されていきますから。
8月10日(土)は、栄養心理カウンセリング講座です。
「貧血の方の栄養心理カウンセリング」について行う予定です。
15~18時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。
栄養心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院HPのこちらをご覧下さい。
よろしくお願い致します。