心理学講座102 身長・体重の発達

発達を見ていくとき、目を見張るのが身長や体重です。
子供の成長を感じるのは背が高くなった時ではないでしょうか?
また、だっこした時の重さの変化にも感動したりします。

生後1年間の大きさや重さの増加量は人生で一場大きいです。
身長は約1.5倍、体重は3倍になります。
3歳頃から12歳頃まではゆっくりと増加していきます。

生まれたkら9歳頃までは男子が優位を示します。
しかし、10~13歳くらいまでは女子が優位になります。
その後は、また男子が優位になります。
男子が優位になるとかなり性差がみられるようになります。

身長は女子では17歳頃、男子では18歳頃に伸びが停止します。
体重は女子では17歳、男子では18歳頃から増加が鈍り、成人の域に達します。
ただ、体重はその後の食生活などの生活スタイルで大きく変わります。
最近増えているといわれるメタボリック症候群などでは体重の増加が懸念されています。

体型も大きく変わります。
幼児体型では頭部が相対的に大きいです。
それが成長するに従って、頭部の比率が小さくなります。
手足も胴に比べて小さいのですが、大きくなるにつれて長くなっていきます。

このように、外見の発達は目に見えるので、参考にしやすいです。
幼児や思春期のカウンセリングを目指す方はもう一度おさらいをしておいていただければと思います。