偶然の一致も利用していきたいですね
6月30日(日)は、人生心理カウンセリング講座でした。
「偶然の一致」について行いました。
偶然の一致は、精神分析学の巨匠ユングが提唱している概念です。
例えば、虫の知らせのようなものをいいます。
因果関係がない2つのものが、意味あるものに捉えられてしまうということです。
シンクロニシティ(共時性)といわれています。
私たちは、因果律の考えは、受け入れやすいです。
「ある原因があるから、その結果が起こる」というものです。
しかし、ユングは、因果律でない、共時性というものもこの世にあると提唱しました。
あなたも経験があるのではないでしょうか?
「誰かのことを話題にしていたら、その人と偶然に出会った」
これは、共時性の一つです。
このような共時性に対して、「偶然」ですませてしまう人もいます。
しかし、そこに神秘性を感じる人もいます。
ユングは、晩年、共時性の研究をしていたといわれています。
こういった共時性もカウンセリングを行う時には、有効なことがあります。
心理の世界は、いわゆる物理の世界とは違います。
(しかし、物理の世界でも量子論の世界とは、つながっているかもしれません)
心理の世界は、心理の世界として捉えることが大切です。
ユングという巨匠が提唱してくれた、シンクロニシティ。
カウンセリングにも活かしていきましょう。
次回は、9月29日(日)の予定です。
「共時性のとらえ方」について行う予定です。
11~14時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。
人生心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院HPのこちらをご覧下さい。
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