コロナウイルス対策34:腸内環境を整えるために(13)

コロナウイルスの感染、東京ではまた少しずつ増えているようです。
若い人に多いとか。
夜の町に繰り出すのは、感染の危険があるかもしれません。
ただ、夜の町を規制すると、夜のお仕事をされている方は、とても大変だと思いますが・・。

感染症で大切なのは、ウイルスや細菌などを避けることです。
しかし、もっと大切なのは自分の免疫力を高めることです。
免疫力をになっているのは腸。
その中でもポイントは腸内環境ですね。
ですので、腸内環境を悪化させることは、避けていく必要があります。

腸内環境を崩すもののに、ステロイド剤があります。
いわゆる副腎皮質ホルモン製剤です。
副腎皮質ホルモンは、免疫力制作用があります。
腸内環境は、腸内細菌と私たちの免疫力の相互作用で保たれています。
その免疫力を落とすと、いわゆる悪玉菌が活発になっていくのです。

病状的に、どうしてもステロイド剤を使用しないといけないこともあります。
ただ、できるだけ使用を控えていくことが大切です。
ステロイド剤は、医療では、様々な所で利用されています。
代表的なのは、アレルギーです。
特に、アトピー性皮膚炎の方はステロイド剤の軟膏を使うことが多いです。

「軟膏だから、腸には関係ない」
このように思っていませんか?
いえいえ、軟膏でも血液に取り込まれます。
血液に乗って、身体のいろいろなところに作用します。

「軟膏は血液に吸収されない」
なんていう医師もいますが、そんなことはありません。
皮膚から吸収させる薬剤は、たくさんあります。
心臓の薬でも、皮膚に貼るものもあります。
薬剤が違う、ということをいう人もいますが、やはり、吸収されるのですね。

今、日本では、ステロイド剤が使われすぎています。
ステロイド剤には副作用もあります。
できるだけステロイド剤を使わないで、病状が改善していくことを考えましょう。
それは、今の医療には、期待しにくいかもしれませんが・・・。
視点を変えると、対処法はあるかもしれませんよ。

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