医師だけが病気を治せるのでしょうか・・・?

体調が悪くなったら、病院へ行く方がほとんどなのではないでしょうか?
それは、その体調不良は病院で治すものだと思っているからですね。
病院に行くと病名をつけてくれます。
病名が付いて、はじめて病気になるのです。
病名が付くまでは、病気とはいえません。
病気になるためには、医師の診断が必要です。
ですので、病院は、病気を作る場所ともいえます。

病名がわかると治療が始まります。
薬や手術など、医療的な処置が施されます。
そして、その処置が合っていれば、病気が回復したように見えます。
ですので、病気は病院で、医師が治してくれるもの、と考えやすいのです。

しかし、実際は、病気を治しているのは、その人、本人です。
医師が治しているわけではありません。
医師は、治るための手助けをしているに過ぎないのです。

どんなにうまく手術が成功したとしても、本人の状態が悪ければ、傷が塞がりません。
結果、感染症などにかかってしまうかもしれません。
病気を治すことができるのは、自分なのです。
ですので、日々の自分のあり方が大切なのです。

「病気になったら、病院へ行けばいい」
このような考えではなく、病気にならないように過ごすことが第一です。
そして、万一、病気になってしまったら、医師任せにしてはいけません。
治すことができるのは、自分だけですから・・・。