あなたは低血糖型のうつではないですか・・・?

うつで悩まれている方も多いと思います。
うつというと、抗うつ剤の使用が一般的ですが、抗うつ剤を使用しても改善しない方もいます。
また、抗うつ剤を使用すると副作用のリスクもあります。
抗うつ薬、できるだけ使用しないで改善したい、という方もいらっしゃるかもしれません。
そのような時に、ポイントになるのがうつのタイプです。
うつ状態に陥るのには、いくつかのタイプがあります。
そのタイプによって、対策が異なります。
うつだからといって、同じ対応をしていても改善しにくいのは、タイプが異なるからなのです。

そのタイプ分けの一つが低血糖タイプ。
近年、ようやく、血糖値スパイクという言葉ができて、認識が広がりつつあります。
食事の後に、血糖値が急激に高くなるタイプをいいます。
しかし、現代医療はまだ実態に追いついていません。
血糖値が急上昇しても、下降した時は基準値ないで収まると考えているからです。
実態は、そうではありません。
下降した時に、低くなりすぎることが多いのです。
これを食源性低血糖症といいます。

この食源性低血糖が続くと、身体の防衛が働き、糖に反応しなくなります。
つまり、食事を摂っても血糖値が上がらなくなくなってしまうのです。
これは重症の低血糖症です。
このようになると、糖をエネルギー源にしている脳は働かなくなります。
脳だけではありません。
エネルギーが不足するのですから、動くエネルギーも不足してしまいます。
結果、動くのも辛い、という状態になるのです。
うつ状態の方と同じです。

このように食源性低血糖症でも、うつ状態になることがあるのです。
もし、あなたが、いろいろな対策を立ててもうつ状態が改善しないのであれば、低血糖症を疑うことも必要かもしれませんね・・・?