糖尿病の分類1:インスリンの分泌不足型

新国民病といわれる糖尿病。
現代医療でも分類をしていますが、その分類では、具体的な対処方法はわかりません。
そこで、栄養心理学的な分類をしてみたいと思います。
この分類によって、対処方法が具体的になるからです。

その第一の分類は、インスリンの分泌量です。
インスリンの分泌不足のタイプです。
このタイプは、なんらかの影響で、血糖を下げるホルモンであるインスリンが分泌されにくくなっています。
医療は、このタイプはインスリン依存性といって、一括りにされていますが、栄養心理学的は2つのタイプに分けられます。

一つは、感染や自己免疫、先天的などの要因で、インスリンを作ることができなくなってしまったタイプ。
このタイプは、現代医療的な治療が最優先されます。
インスリンを作ることができないのですから、補って行く必要があります。
ですので、インスリン注射などの対処が重要です。

しかし、このタイプでないパターンもあるのです。
それは、栄養不足です。
インスリンは、私たちの食べたものでできています。
そのため、食べ方が悪いとインスリンを作ることができなくなるのです。
いわゆる材料不足です。
材料が足りないのですから、身体はインスリンというホルモンの生産がうまくできないのです。
このタイプは、インスリンを作るための材料を摂取することで、インスリンを作ることができるようになる可能性があります。

現代医療では、こういった発想がありません。
血糖値のみに着目していているので、食事制限をしてしまいます。
結果、インスリンの材料が不足してしまい、ますますインスリンが産生できず、血糖値が高いまま、ということになってしまいます。
このタイプの方は、一般的に行われている食事指導を受けて、きちんと守ってもなかなか血糖値が落ち着かないという状況になりやすいです。
ですので、まずは、インスリンの分泌量が不足していないかどうか、チェックしていきましょう。
そして、栄養不足タイプであったら、食事のあり方を変えていきましょう。
その結果、血糖値が安定するかもしれません・・・。

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